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友達がいないとどうなる?メリットとデメリットを体験してみた

友達がいないとどうなる
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「友達がいないとどうなるの…?」

約15年前、人間関係を可能な限り狭くしたいと考えていた頃は、本当にそれでいいのかとすごく悩みました。

  • 仲間外れにされるんだろうな
  • 結婚式や出産など大切なイベント事には参加できなくなるんだな
  • 寂しさや孤独が襲ってくるのかも…

などなど、色々なことに想いを巡らせていました。

現在の人間関係はほぼ夫と家族という私が、友達がいないとどうなるのか?ということをお話したいと思います。

私は結果的にこの道を選択してよかったという気持ちが大きいです。しかし、デメリットもあるので、自分が進みたい道なのかじっくり考えてみる必要はあります。

人の言動・態度・行動に反応しなくてもいいので楽

友達付き合いを限定することで、人に対する過剰反応が改善しました。

人間は気を付けていないと、他人事に時間とエネルギーの大半を使ってしまいます。

ときには、誰かのために動くというのはもちろん大切です。大切な人がピンチになった時、自分にできることがあれば力になりたいと思うのは自然な気持ちです。

しかし、私の場合は上のような「ここぞ!」という時ではなく、他人のことを気にしすぎて何も手につかなくなってしまいます。それは今でも悩んでいることです。

友達関係を築いていた頃は、友達のちょっとした言動や態度を深読みしてはネガティブに捉え、眠れななくなることは日常茶飯事でした。

私の頭の中には、妄想でつくりあげた友達がいて、その友達は現実よりもずっと私に悪意をもって接してくるのです。

そんな妄想の友達なんて3人もいれば、心のエネルギーは空っぽになってしまいます。当時は何人もの”妄想友達”がいたので、改めて思い返すと辛かったな…と思います。

友達の一挙一動に事細かに反応しては、ネガティブ解釈をするという循環から抜け出せたのは、人間関係を小さくしてからです。

これは本当に心が楽になりました。

今は妄想の友達は一人もいません。

他人に反応してばかりの人や、頭のなかで妄想上の友達をつくってしまうことがあるという人には、共感してもらえるのではないでしょうか。

自分の扱いが格段に上手くなる

友達がいなくなると、自分の扱いが上手くなっていくのを感じました。

友達がいないとどうなるか不安な人の多くは、自分とのコミュニケーションもなかなか面白いということに気付いていないでしょう。

私もその一人でした。

自分との仲が悪くて大嫌いでしたし、いつも馬鹿にしていたと思います。

人間関係に9割以上のエネルギーを使っていたのが、人間関係を整理することで、すべてのエネルギーがいきなり自分に向いたときは戸惑いました。

でも、割と早い段階で自分という人間に興味を持ち始めたと思います。20年以上、自己受容ができなくて苦しんでいたことを考えれば、スムーズだったんじゃないかなと思います。

以前は紙に書いて対話していましたが、今は心のなかでもう一人の自分に質問攻めしています。

人間関係を狭めることで、自分との対話が楽しめるようになるとは想像していませんでした。

自分のキャラ設定をしなくてもいいので開放感がある

友達付き合いを限定することで、自分のキャラを意識せずに生きられるようになりました。

人間は色んなキャラを持っていて、誰と接するかで使い分けていくものです。

人付き合いを普通にしていた頃は、私はこのキャラ設定に結構しんどい思いをしました。

とくに友達に対してのキャラ設定は疲れました。

自分という人間のイメージから外れないように気を付けてしゃべること、気を付けていてもキャラ設定が迷子になって素が出てしまうこと、素の自分は隠さなくてはいけないこと…全部がしんどかったです。

しかも、友達と一括りにはできず、どこで出会ったかでもキャラ設定は異なるんですよね…。

誰に頼まれたわけでもなく、勝手にキャラ設定をしては疲労感が増していくというループが崩れたのは、人間関係を整理してからです。

今は、自分が楽になるためのキャラ設定はありますが、勝手にキャラ作りをして勝手に疲れるということはなくなりました。

道を外れてしまったのか…と不安や焦りが募る

友達がいないとどうなる?と考えたときに、まず想像できるのが、不安や焦りだと思います。

みんなと違う道に進むことはとても怖いです。人間関係を築いていくことの大切はよく知ったうえで、それを手放すというのは勇気が必要です。

私の場合、ろくに覚悟もできずに人間関係を整理したので、はじめの頃はネガティブな感情に支配されることが多かったです。

今は心が安定してとても楽に生きているのですが、そのきっかけとなったのは、今自分が選んだ道を「正しい」と決めつけるのをやめたからです。

正しいと思い込もうとすると、デメリットを片隅に追いやって見ないフリをしてしまいます。

見ないフリをすると、それはどんどん大きくなって私の心を支配するようになりました。

たくさん悩んだ末に、行きついたのが「私が選んだ道は、正しいとも言えないし、間違っているとも言えない。ただ、この道を選びたかっただけなんだ」ということでした。

SNSにはキラキラした人たちがたくさんいますよね。大勢の友達に囲まれて笑っている投稿はいくらでもあります。

それらに対して昔は劣等感がムクムクと大きくなっていましたが、今は普通に「それもいいな~」「羨ましいな」と思います。

自分が選ばなかった道を歩いている人たちを見ても、心が穏やかでいられるようになりました。

夫に先立たれたときの恐怖感が半端ない

夫は、夫業はもちろんのこと、仕事上のパートナーや友達を兼任してくれています。

私の人生は夫がいないと、完全なぼっちになってしまいます。

夫の寝顔を見ては、いつかやってくる永遠の別れを思い、恐怖感が襲ってきました。

ほぼっちさんは自分で選んだ道だけど、ぼっちにはなりたくないのです。

この恐怖感を軽減するために、第二の人生を模索しました。

その結果、今一番有力なのは動物の保護活動に力を注ぐという道です。

まだ恐怖心が拭えたわけではありませんが、なかなか素敵な選択肢だなと思っています。

「友達がいないとどうなる?」という疑問の答えはどんどんポジティブなものになっていますが、「夫がいなくなったらどうなる?」という問いにはもう少し内観が必要です。

まとめ

何事にもメリットとデメリットがあります。

「友達がいないとどうなる?」の答えにも、当然メリットとデメリットが存在します。

デメリット面が大きいと感じるならその道は避けたほうがよいかもしれません。

もしも、あなたにとってメリットを感じる道であれば、デメリットを小さくしていくことができないか考えてみましょう。

 

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