キッチンの便利グッズってたくさんありますよね。
使い始めの頃は便利だな、買ってよかったなと感じるでしょう。しかし、日が経つにつれいちいち使用するのが面倒に感じたり、便利グッズの存在自体を忘れてしまったりと、不要になってしまうことも少なくありません。
この記事では、キッチンに置かない方が良い便利グッズと、その理由についてお話します。
これから購入しようと思っていた人は、本当に必要なのか改めて考えるきっかけにしてください。すでに家にある人は、手放すことで得られるメリットについて検討してみましょう。
手放して「良かった」便利グッズ4点
手放して良かったと思える便利グッズとして、よく挙げられのは次の4点です。
- 三角コーナー・水切りカゴ
- スポンジラック
- 洗い桶
- 調味料ラック
1点ずつ解説していきます。
三角コーナー・水切りカゴはキレイ好きな人向け
キッチンに置いている便利グッズの定番と言えば、三角コーナー・水切りカゴですが、僕の場合、ジャマになっていることが多かったです。
シンクに置くと食器を並べるスペースが狭くなり、その分洗い物の効率が悪くなってしまいます。
また、同じ場所にずっと置きっぱなしをしていると、三角コーナーや水切りカゴの下に雑菌が溜まってしまうことがあります。毎日こまめに掃除ができる人でないと衛生的に使用するのは難しいでしょう。
僕は毎日の洗い物を担当していますが、排水溝掃除は苦手なので、さらに三角コーナーの掃除まで加わると家事負担がとても大きく感じてしまいます。
三角コーナーは早々に撤去し、今は今はダイソーキッチンマルチスタンドを使っています。
スタンドにポリ袋をひっかけて、生ごみをその袋に入れるようにするだけで、料理をする度に簡単に捨てられるのでとても便利です。
使わない時は折りたたんですき間に収納できるので、場所も取りません。
三角コーナーは鉢にリメイクするのがおすすめ!
ベランダや庭で植物を育てている人は、三角コーナーを鉢にリメイクするというのはどうでしょうか。
ガーデニング好きの義理の母が三角コーナーを鉢にしているのを見たのですが、サビがいい感じに出ていてとてもいいリメイク法だなと思いました。
スポンジラックも衛生を保つのは大変
スポンジラックは、使わないスポンジを置いておくことができて便利ですよね。
ただ、こまめに掃除しないと、下の部分にカビが生えてしまうことがあります。
僕は長年スポンジラックを使っていました。
スポンジラックって、下の掃除をうっかり忘れてしまうので、気が付いたらピンクカビが発生して、気持ち悪いことになっていることも多かったです。
今は、100均にあるステンレスピンチという商品を使っています。
スポンジを挟むだけなので片付けも楽ですし、蛇口の下に引っ掛けておくとスポンジも乾きやすいです。
最近では浮かせるスポンジホルダーもあるので、そちらもおすすめです。
洗い桶はシンクが広いお宅向け
洗い桶もキッチンに置かない方が良い便利グッズの1つだと言えます。
僕の場合、洗い桶はシンクが狭くなって使いにくかったです。また、洗い物がひとつ増えるというのも地味にストレスでしたし、洗ったあとに乾かすのも、うちの狭いキッチンでは簡単ではありませんでした。
あったほうが便利…よりも、ないほうが楽…のほうが大きかったので、洗い桶はすぐに撤去。その代わり、小さなボウルを壁にフックでひっかけておいて、布巾の除菌に使用しています。
調味料ラックは掃除がしづらいタイプが多い
調味料ラックは、色々な一カ所にまとめて調味料を置ける便利なグッズです。
ただ、長いこと放置してしまうと、ホコリを被ってしまったり、油汚れがついてしまったりといったデメリットがあるので、手放す人は少なくありません。
調味料ラックはコンロから近い場所に置くと思いますが、それだと油汚れがつきやすいですよね。調味料ラックの多くは油汚れを落とすのに苦労します。
僕の家も、妻が買ってきた100均の調味料ラックや、木製の調味料ラックを置いていたことがありますが、油汚れがなかなか落とせずに困りました。
とはいえ、調味料を置くスペースは必要です。
今は、3段ワゴンラックの中にプラスチックの容器を入れ、さらにそのなかにキッチンペーパーを敷いて調味料を並べています。
ワゴンラックは油跳ねがしやすい場所に置かないので管理が楽です。また、調味料で汚れた場合もプラスチック容器に入れているので簡単に洗い流せます。
調味料ラックという便利グッズは、置かない方が良いというほどのものではないと個人的には思っています。
置き場所と掃除のしやすさを考慮して選ぶことをおすすめします。
便利グッズが不要か必要かが分かる簡単なコツ
これから、キッチンに置かない方が良い便利グッズを紹介するのですが、もしあなたの家に同じものがあったとしてもすぐに捨てると決めてしまうのはもったいないです。
手放した後に「やっぱりあった方が良かった…」となってしまうかもしれません。物は大切にしたいですし、別の使い道があるかもしれません。
僕の妻は、100均で収納アイテムを購入するのが大好きです。家にはたくさんの収納アイテムがありますが、妻は不要になった収納アイテムをすぐには処分しません。別の使い道がないかと試行錯誤するのも好きなようです。
捨てるのがもったいないとただただ保管してしまうのは、不要なものが部屋に増えてしまうのでおすすめしません。しかし、もっとうまく活用できないかと工夫してみるということは大切ではないでしょうか。
家にある便利グッズが不要か必要かを判断するのは簡単です。
試しに数日、便利グッズを使わない生活を送ってください。なくなったことでどういう変化があるのか体験しましょう。
ないほうがメリットを感じるのであれば手放したほうがいいですし、便利グッズがあったことすら忘れているなら言うまでもなく不要なものだと言えます。
基本的に、使用頻度の低いものであるなら手放してしまっても問題ありません。便利グッズを見て「コレ1ヶ月以上使ってないな」と思ったなら、捨てるか別の使い用途として活用してみても良いでしょう。
まとめ
住めば都という言葉があるように、生活の中で使い続けていると、なくてはならない存在のように感じることがあります。
ですが、実際に手放してみると、「あれ?なくても良いかも…。っていうかないほうが良い!」となることは珍しくありません。
便利グッズを本当に便利に使えているのか、部屋のなかを見渡してみてください。
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